滋賀=水と酒米

水

棚田

県面積2分の1を占めているのはびわ湖ではなく
東西南北ぐるりと取り囲む山々だということは意外に知られていない。
その山が雨や雪を呼び、浄化装置となって
年中きれいで豊かな水が田畑を潤し、びわ湖へ注がれている。
世界の酒のなかでも厳しく水を選ぶ日本酒、
湖国・滋賀は美酒の宝庫でもある。

米

山田錦写真

また、滋賀は酒米の栽培に最適な山よりの傾斜地。
自分好みの味を探すには原料となる酒造好適米を参考にするのもいい。
現在、県内の蔵元でよく使われているのは
「玉栄」「山田錦」「吟吹雪」「滋賀渡船6号」の4種類。

「玉栄」…キレのよい辛口酒を醸造
「山田錦」…吟醸酒醸造のための理想的な適性~
「吟吹雪」…玉栄と山田錦のDNAを受け継いだ滋賀の吟醸米~
「滋賀渡船6号」…山田錦の父方にあたる吟醸米のルーツ

米

酒母麹引込

酵母をはじめ水・米すべてメイドイン滋賀なるものも。
酒米に含まれる糖質をアルコールと炭酸ガスに分解させる酵母。
県内の蔵元に生息する酵母菌200株余りを集めて、選び、かけ合わせたり。
辛口でありながら口当たりがさっぱりしていて
癖のない飲み飽きのこない味に行き着いたという。

米

琵琶湖

県内の蔵元は約40。石高は決して大きくはないが、
それぞれが独自性を追求した自社ブランドを持つ。
が、競争意識ではなく切磋琢磨する団結力が近江酒を盛り上げている。
十人十色、お酒の好みもそれぞれ。
お気に入りを見つけるも良し、その日の気分やアテで選ぶのも良し。
近江酒はどんな酒族も受け入れてくれる。
広くて穏やかなびわ湖のように…

<<トップページ